今回はプロマネ試験対策の最終回になります。
試験対策を始める時期などについてです。
全体スケジュール
全体スケジュールとしては以下の表を参考にしてください。
既に試験を受けたことのある方を想定していますので、午前対策は2ヶ月前まで行わないスケジュールとしました。あくまで参考です。
ピンク色のセルは重点項目です。例えば午後1であれば試験4ヶ月前〜2ヶ月前あたりは重点的に過去問を解きましょう。試験1ヶ月前〜試験当月までは解いた内容を再度見直しキーワードを覚える期間として使うと、効率的に学習できると思います。
上記スケジュールは午前試験受験経験のある方を想定しています。午前1試験受験がはじめての方は午前対策をできるだけ早くから始めましょう。午前1試験は他の情報処理技術者試験と同じ出題範囲で出題されます。次回プロマネ以外を受ける可能性も考えると、早く準備をはじめても決して無駄にはなりません。
各試験について
各試験については以下にまとめました。
午前1、午前2対策
ある程度知識があればスキマ時間で対策可能です。
まずは通勤電車での勉強をオススメします。過去問5年分位を何回も何回も解き直しましょう。プロマネ試験を受けようと思った日にはじめてしまいましょう。
はじめての受験の方はプロマネの参考書を一通り見た後でもよいです。
逆に午前試験は前回突破済みの方などは、ギリギリ1週間前でも間に合うと思います。過去問5年分を確実に正解できるようにしておきましょう。
詳しい対策は以下ブログを参照してください。
午後1対策
根本的な対策は読解問題に強くなることです。
過去問をしっかり解いて、よく出題されるキーワードなどを理解する必要があります。午前対策、午後2対策に比べると得点を安定させるためにはより多くの時間がかかります。時間がかかるため、最も初期から対策をするのがオススメです。過去問を20問(10年分)くらい解けると理想的ですね。過去問を2問解く、採点する、で3時間程度は必要になるかと思います。ですので、解いて見直すだけで30時間程度、試験直前にキーワードをまとめたり覚えたりで20時間程度、計50時間程度必要です。
詳しい対策は以下ブログを参照してください
午後2対策
合格点を取るために必要な時間自体は午後1よりは少なくていいと思います。ただ、論文を書ききる、自己添削をする、といったことが必要になりますので、1回3時間程度の時間は必要です。できれば15回程度論文を書くことがオススメです。
そのため合計50時間程度は確保できればいいと思います。1回3時間という時間の確保は厳しいかもしれませんが、どうにか調整しましょう。
初心者の方は、まず1回目に論文を書いてみるまでが勝負です。そこまでできれば2回目に論文を書く際には1回目ほどのエネルギーは不要です。
一週間に1つ論文を書いてじっくり自己採点する、試験直前には今まで書いた論文の再点検を行う、と考えると、試験本番の16週前(4ヶ月前)くらいには開始をしたいですね。できれば週一で論文を書くことは習慣化しましょう。
また、プロマネのあるべき姿が抽象的に書かれているのが午後2問題文ですので、問題文を読み込むだけでも勉強になります。プロマネ試験を受けようと考えた時点で、過去問の読み込みは始めてしまってもいいと思います。
詳しくは以下ブログを参照してください。
オススメ参考書
午前対策 携帯性バッチリの参考書です。繰り返し行いましょう。
午後対策全般 バイブル的なテキストです。是非一読しましょう。
午後2論文対策 他人の論文を読んでネタを集めたり、書き方を研究できます。
最後に
今後も内容を追記していきますが、ひとまずプロジェクトマネージャー試験対策としては今回で終了です。受験する皆さん、頑張って学習を進めていきましょう。一歩一歩進んでいけば、必ず合格できます。諦めず、頑張りましょう。