今回は論文対策Ⅱです。前回概ね論文対策については記載しました。
はじめての論文対策
論文書いたことないです。。
はい、気持ちがよくわかります。
練習すれば合格論文は書けるようになりますので、1歩ずつ進んで行きましょう。
全く書いたことがなければ、以下をまずやってみましょう。
- 人の論文を読んでみる
- ルールを確認する
- まず1回書いてみる
1.他人の論文を読んでみる
3題程度でいいので過去問の解答例で論文を見てみましょう。まずは内容というよりも構成や文書を書くルールについて着目しましょう。
2.ルールを確認する
1で解答例を見ていただくとわかると思いますが、章立てをして書いていると思います。各設問ごとに章を用意し、章の中は段落で区切って読みやすい文章を心がけましょう。
設問1は1章 800字以内
設問2は2章 800字以上1600字以内
設問3は3章 600字以上1200字以内
上記の文字数を守るように気をつけましょう。文字数は厳密には文字の数を測っているわけではないと思われます。行数からある程度判断していると思われます。ただ、明らかに文字数が足りていない、もしくは多いなどは減点対象です。
3.まず1回書いてみる
このタスクが後回しにされやすいです。結果、論文対策全体が遅れやすいです。
まず、とにかく、言い訳なしに1回書きましょう。
その1回からすべてが始まります。
最初の1回は2時間で書くことを意識しましょう。書ききれない、内容を意識しすぎて全く書けない、など、うまく書けないと思います。その後、書ききれなかった人は書ききりましょう。
書いたあとは見直しましょう。
自分で赤ペンを使って添削するのがいいと思います。
チェックするのは以下の点です。
- 文字数は指定された文字数となっているか
- 設問で聞かれたことに対しての回答になっているか
- 問題文に書かれているあるべきプロマネに沿った内容となっているか
この添削は絶対にやりましょう。自分の課題を明確にするためには見直しが必須です。
設問で聞かれたことの回答か、問題文に書かれているあるべきプロマネに沿った内容か、については前回のブログも参考にしてください。
プロジェクトマネージャー取得の話⑤〜午後2論文対策Ⅰ(情報処理技術者試験) - 雲のように自由に w-fudoのブログ
4.その後
1回書いて添削をすれば、自分の課題が見えてきます。
2回目、3回目の論文を書く頃には、よりはっきりした課題になっていると思います。
書くのが遅い、書くべきプロジェクトが浮かんでこない、文字数が足りない、など。
書くのが遅いのは、何回も書いていれば自然と解消すると思います。
書く内容をまとめるのが遅い場合は、書ける内容を思い出すことに多く時間がかかるケースが多いです。書けるプロジェクトが増えれば解消します。そのため、過去問を解いた際に解答例もチェックしておきましょう。うまく流用できる内容であれば、次から利用することもできます。
その繰り返しで、少しづつではありますが
書けるプロジェクトが増える⇨書くべき内容を早く思い出せる=時間内に書ききれる
という状況になると思います。
はじめてだと非常に精神的に負担がかかりますが、頑張りましょう。
繰り返しになりますが、以下がポイントです。
まず、とにかく、言い訳なしに1回書きましょう。
使用したオススメ参考書
論文対策に特化した参考書です。論文の基本的な書き方も載っています。
プロマネ試験に対してのバイブル的な参考書です。是非一読しましょう。