雲のように自由に w-fudoのブログ

         情報処理試験合格への道、ジム、Chromebook、自治会などについてのブログです

プロジェクトマネージャー取得の話④〜午後1対策(情報処理技術者試験)

今回は午後1試験対策についてです。ちょっと長いです。。。


午後1は鬼門として知られています。私がプロマネ試験を落ちたときも、午後1で落とされていました。2回めに受けた際は午後1対策は一番時間をかけて入念に準備した思い出があります。


なぜ鬼門なのか?

午後1は問題文を読み取り設問に回答する、というスタイルのため得点が安定しにくいです。そのため、過去問では合格点を取れていても、問題文が変わることによって合格点が取れなくなることがよくあります。

午前1、午前2の試験は、過去問を勉強した時間にほぼ比例して点数が伸びます。4択ということもあり、問題や回答まで記憶するまで学習すればほぼ通ると思います。

午後2の論文はテーマによって書きやすさは変わると思いますが、論文を書くコツを習得していれば、安定して得点することができます。論文を書くコツを一度習得すれば、なかなか力が落ちることはないです。そのため、午後2は最難関と言う人もいますが、午後1よりも対策しやすいと考えています。

 

午後1では得点を安定させるには、より多くの時間が必要です。
時間内に長文を読解し設問に答える、という部分が困難です。

得点が安定しない理由① 出題される題材が多い

午後1試験は問題文の題材によって、理解度がかなり変わります
仕事に関係するもの、自分の得意分野であればスイスイ理解できるため、文章も早く読めて、余裕をもって設問に答えることができるでしょう。ただし、普段あまり触れないような題材であると、問題文の理解も難しくなります。読むのも時間がかかります。
そのため、設問に答える際にもアップアップの状態になります。

得点が安定しない理由② 解法がバラエティに富んでいる

午後1の問題文は長いことが多く、また、途中で表を挟んで説明があったり、構成図があったり、グラフがあったりと、読むだけでかなり時間を使います。また、グラフなどは理解するのが難しい表現がされているものも出てきます。そのため、1つの表の読み取りができないだけでも得点にかなり影響があります。当日の体調、午後1時点で残されている体力、精神状態にもかなり影響されます。そのため、得点が安定しにくいです。

対策

対策①  制限時間を決めて、多くの過去問を解こう

過去問を数多くやっておくと、似た問題もあるため、余裕を持って試験に臨めます。また、表やグラフの見方にも慣れることができますので、一石二鳥です。試験と同様の時間で実施すれば、早く問題文を読む練習にもなります。

 

対策②  問題文への書き込み方法を研究しよう

問題文を読みながら重要そうな部分にアンダーラインを引いたり、表との関連を示したり、関連する言葉同士を繋げたり、問題文に書き込みをする癖をつけましょう


↓の参考書は非常に参考になります。線の引き方などが書かれており、また、問題文に実際に筆記した例も掲載されているので、是非一読してみましょう。超オススメです。
ただ、どのように筆記するとわかりやすいかは個人によりますので、実際に自分でも筆記してみる練習を繰り返し行いましょう。


対策③  問題選択の練習をしよう

3問中2問選択ですので、問題選択の練習もしておきましょう。できるだけ自分が答えられそうな問題を5分以内に2つ選択できるよう、練習しておいたほうがいいです。私が受験したときには選択を失敗してかなりの難問を解かされる羽目に合いました。

私がプロマネに合格した年の自己採点では、実は午後1で落ちていました。問題選択で失敗しました。過去問になかったようなグラフが登場した新傾向の問題を選択してしまいました。結果、そのグラフの読み取りにかなりの時間を使ったため、回答がいくつか適当になってしまいました。午後1試験中にも後悔を重ねたのですが、選択し直す時間はなく、そのまま回答しました。午後2試験も失意の中、どうにか最後まで力を出し切って論文を書ききりました。

結果、午後1は通っており、午後2もAで合格することができたのですが、できれば簡単な問題を選択して、合格点を獲ってしまった方が楽だと思います。
簡単な問題が選択できなかった場合、試験中から精神的ダメージを受け続けます。

私のケースでは午後1の平均点が低すぎたため、おそらく下駄を履かせてもらえたのだと思います。ただ、下駄を履かせてもらえるかは運次第なので、できるだけ簡単な問題を選択しましょう。

 

利用したオススメ参考書

プロジェクトマネージャー試験といえばコレ、というくらい有名な参考書です。著者がプロマネに限らず、情報処理技術者試験全体に対しての深い理解があるのが読んでいてわかります。是非1回は読んで過去問を実施してみましょう。モチベーションも上がります。


今回はプロマネ取得の鬼門となる午後1についてでした。
安定して得点するためには、午後2よりも対策に時間がかかると思います。
早めに準備することをオススメします。

脅しのようなことばかり書いてしまいましたが、過去問を解き続けていれば
確実に実力はついてきますので、あきらめず頑張りましょう。

午後2対策など、後日書きます。